令和3年第4回龍ケ崎市議会定例会が開催され、重要な議案が審議された。
会議では、会期を本日から12月1日までの15日間とすることが決定された。議長の滝沢健一議長は意義なしとの声を受け、無事に進行することを確認した。
今回の議会では、注目すべき議案として第2次ふるさと龍ケ崎戦略プランの計画期間延長が挙げられる。市長の中山一生氏は、計画期間を令和4年3月末日から12月末日まで延長することを説明した。これにより、地域の振興策がより一層推進される期待がある。
さらに、龍ケ崎市総合福祉センターの設置に関する条例案も提出された。現在の条例内容を改正し、現状にそぐわない部分を見直す狙いがある。市民の福祉向上を目指した取り組みとして、多くの市議が賛同する様子が見受けられた。
また、今年の新型コロナウイルス感染症対策の進展についても言及された。市内でのワクチン接種が進んでおり、接種率が84.7%に達したことが報告されるなど、感染者数が減少しつつある基調が示された。市長は、この成果が市民の協力によるものであると強調し、今後の感染防止策への協力をお願いした。
加えて、龍ケ崎市での市民栄誉賞授与の報告も行われた。横綱稀勢の里こと荒磯親方とスポーツクライミング選手の野口啓代氏が市民栄誉賞を受賞したことが紹介され、地域の誇りとしての意義が強調された。
その後、議案に対する質疑が行われ、特に問題がなかったため、議案第13号及び第14号に関しては無事に採決が行われた。議会は、今後の進展についても市民に適切に情報提供を行うことを約束した。
最後に、市長は次回の定例会で行う計画についても触れ、決意を新たにした。市議会のスムーズな運営と市民との信頼関係を結ぶため、引き続きの努力が求められる。