令和2年第3回龍ケ崎市議会臨時会が11月27日に開催され、議案が可決された。
議案の内容は、職員の給与に関する条例の改正である。市長の中山一生氏は、提案理由説明の中で、新型コロナウイルスの影響に触れ、緊急事態に備えた改正であると強調した。
主な改正内容は、期末手当を0.05月分引き下げる措置についてである。金剛寺博議員は、国家公務員の人事院勧告に基づく仕様について質問を行った。特に期末手当の引下げが、職員の努力に反するとの懸念を示した。
一方、総務部長の菊地紀生氏は、改正は民間との均衡を図るためのものであると回答。引下げ対象となる職員の区分や影響額について詳細を説明した。また、会計年度任用職員が特例措置を受けることにも言及した。
この日は質疑が行われ、伊藤悦子議員は改正の反対討論を展開。特別職への影響を気にしつつも、一般職の引下げには反対の意を表した。
議案第1号は賛成多数で可決され、報告の承認に関しては異議がなかった。
この臨時会の開会は予定通り午前10時にスタートし、無事全ての議事を終了して閉会を迎えた。議会のほかの報告事項も含まれており、議員の関心を引く内容が多かったとされる。