令和4年9月の龍ケ崎市議会において、様々な議題が提起され、市民や議員の意見が交わされた。特に、オーガニック給食の導入や龍ケ崎大型花火大会の再開に関する意見が多く寄せられた。この中で、後藤光秀議員は、オーガニック給食が子供たちに健康的な食事を提供するだけでなく、地域の農業支援にもつながることを強調した。彼は、化学農薬や化学肥料を使用しない有機農産物を給食に取り入れることの意義を述べ、教育分野との連携をさらに促進する必要性を訴えた。
一方、龍ケ崎大型花火大会については、地元文化を継承するための重要なイベントとして再開を希望する声が上がった。後藤議員は、近隣の自治体での成功事例を引き合いに出しつつ、進捗状況を追求し、具体的な開催計画についての進展を求めた。しかし、産業経済部長からは現在も調査研究が進行中であり、具体的な進捗はない見通しが示された。
次に、人口減少問題については、市長が重点施策として位置づけている。現在は、人口減少が進んでいる中、若者や子育て世代の定住を促進する住宅政策が求められている。議員は、特に都心からの移住者を狙ったターゲット戦略を実施すべきだとの意見を述べた。市長は、市の魅力を発信し、様々な施策を進めることで、この問題に取り組んでいることを明言した。