令和4年第4回川西市議会定例会が8月22日に開会した。
越田謙治郎市長は開会挨拶で、提出案件は合計で13件に及び、重要性を強調した。
会期は本日から9月15日までの25日間と決定された。主な議題には、令和3年度の各会計決算認定が含まれている。
報告第11号では、令和3年度中に権利放棄された債権が報告された。この債権は、住宅使用料や上水道料金を含む6件で、総額は2149万5,309円に上る。
続けて、認定第1号から第3号に関する議案が上程された。水道事業会計では、給水人口が15万5,133人、年間配水量は1547万8,630立方メートルに達した。
純利益は約3億8,402万2,169円で、今後の建設改良工事費に充当するため、3億6,000万円を積み立てることが提案された。
下水道事業でも、14万5,198人の水洗化人口を達成。税抜きの純利益は7億975万710円となっており、その適切な資金運用が求められている。市立川西病院に関しても、運営はコロナ禍の影響を受けつつも、必要な医療サービスを継続的に提供していると報告された。
また、議案第61号は川西市花屋敷団地等建替えに伴うPFI事業の契約変更についてで、契約金額を増額し適正な処理が行われる。
今定例会ではこれらの重要議案に対し、議員たちは真剣に審議を行うとともに、市民への説明責任を全うするよう求めていくと表明された。