令和4年3月の川西市定例会で、ロシアのウクライナ侵略に関する決議が可決された。
午前10時、議長の久保義孝氏の呼びかけで会議が開始された。出席議員は25名で、吉富幸夫議員が欠席したことが報告された。
まず、日程に関連する会議録の署名議員の指名が行われた。議長により、吉岡健次議員と江見輝男議員が指名された。
次に、重要な議題として「ロシアのウクライナ侵略を非難する決議」が議題に上がった。この決議案は、国際社会がウクライナ情勢の緊張緩和を目指す中、ロシアによる侵略行為を重く見て提案された。
決議案の朗読が行われ、ロシアの行動が国際法に違反し、ウクライナの主権を侵害していることを強調した。また、国連憲章の原則に反するとして、この行動が国際社会全体に対する脅威であると再確認した。
「我々はロシアによる侵略行為を断じて許せない」とし、国際間の法秩序に基づく世界平和の実現を求めると述べた。さらには、ウクライナ在留の邦人の安全を確保し、ロシア軍に対し即時撤退を求める必要性が提起された。
決議は採決され、原案の通り可決された。この決定は、川西市議会としての国際的な立場を示すものであり、今後の外交関係に影響を与える可能性が示唆される。会議は、次回の本会議まで休会することが決定された。
このように、本定例会は、国際情勢に対する川西市議会の姿勢をしっかりと打ち出したものとなった。