川西市の建設常任委員協議会が令和5年12月20日に開催された。
この会議では、主に川西市みどりの基本計画(案)及び景観計画(案)について議論が行われた。
委員長の大矢根秀明氏は開会の挨拶で会議の目的を示し、副市長の松木茂弘氏がその趣旨を説明した。具体的な内容は、各担当部長が後に報告することになった。
土木部長の五島孝裕氏は、みどりの基本計画(案)に関する市民や市議会の意見に対する検討結果を説明した。意見提出期間における市民からの意見はゼロ件であったが、提案された誤字脱字や表記の修正などが踏まえられていることを強調した。特に、「行財政運営」という表現の誤りなどが指摘され、修正の見込みが示された。
さらに、各種意見についても具体的な見解が述べられた。例えば、人口減少に関連する意見に対し、地域コミュニティ形成に向けた取り組みが重要であると説明した。
また、意見番号18に関しては、行政の支援の重要性が議論された。斯波康晴委員は、地域住民の協働を強調し、行政が情報や人材を支援する必要性について具体的に質問した。公園緑地課長の足立拓也氏は、地域における仕組み作りの重要性を認識し、緑化推進に向けた取り組みを進めていく意向を表明した。
次に、川西市景観計画(案)について、都市政策部長の宮下誠氏がプレゼンテーションを行った。パブリックコメントで寄せられた意見を受けての修正があったことが報告された。特に、駅からホールまでの景観形成に関する意見にも答え、今後の取り組みを示した。さらに、市民との協働の重要性と、情報発信の強化に関しても言及した。
最後に、委員から提出された意見についても詳しく検討され、地域コミュニティの維持や行財政に関する見解にも応じる形で議論が進んでいった。委員たちはこれらの計画における市民の意識向上や地域の特性を十分に生かす取り組みを期待している。
この協議を通じて、川西市の持続可能な開発と地域の活性化に向けた具体的な方針が明確化され、今後に向けた展望が開かれることが期待されている。