令和2年第1回川西市議会定例会が27日間の日程で行われ、日程の中で重要な議案が多数可決される。議案の中で特に注目が集まったのは、川西市評価員の選任を含む一連の予算案である。
市長、越田謙治郎氏は、予算案の中で特に健康保険や高齢者医療に関する新しい取り組みについて詳しく説明した。一般会計予算や特別会計予算を32件まとめ、361億円の予算案が可決された。
福祉部長、山元昇氏は、川西市国民健康保険税条例の改正について、「今回の改正は、今後の財政運営を見据えるものであり、さらなる負担削減を目指している」と強調した。
一方で、国民健康保険予算案について、日本共産党の黒田美智議員が反対討論を行った。 "国民健康保険が住民の生活を圧迫している現状を無視するわけにはいかない。" と訴え、引き続き改善を求めてこれからの運営に注力するべきと発言した。
また、川西市市民体育館等整備に伴うPFI事業に関しても議論が交わされた。これまで進められてきた事業契約の変更に対し、坂口美佳議員からは、「透明性のある運営が求められている」との発言があり、新しい事業が着実に進められる必要性を感じさせた。
終盤には、議会運営委員長の平岡譲氏が、政務活動費の交付に関する条例の見直しについて強調し、「より透明性のある運営を目指したい」とのコメントを寄せた。