令和2年12月定例会が開催され、重要な議題が扱われた。
議会の開会にあたり、出席議員が23名と報告された。また、欠席議員として田中麻未議員の名前が挙げられた。
本会議では最初に、会議録署名議員の指名が行われた。議長 平岡 譲氏は9番の西山 博大議員と14番の黒田 美智議員を指名した。
続いて、令和2年度川西市一般会計補正予算(第9回)についての審議が始まった。市長 越田 謙治郎氏は、この補正予算について詳細な説明を行った。
補正予算の目的は、低所得のひとり親世帯に対する臨時特別給付金の再支給である。この施策は昨年12月8日の閣議決定に基づき、新型コロナウイルス感染症の影響で厳しい状況にある世帯を支援するものである。
具体的には、1世帯に対し5万円、さらに第2子以降には1人につき3万円の加算が行われる。これにより、合計で7,954万円の給付費と162万8,000円の事務費が必要であるとした。最終的に、歳入歳出予算に8,116万8,000円を追加して757億5,806万1,000円にする計画である。
質疑応答に関しては特に質問は挙がらなかったが、付託先として厚生文教常任委員会が選ばれた。この日はすべての日程が終了した後、12月23日までの休会が決定されることとなった。
次回の本会議は12月24日午前10時から再開される予定である。議長は議会を散会する際、出席した議員の労を労い、今後の審議に向けて意気込みを示した。