令和3年3月の定例会は、川西市において重要な予算案を扱う場となった。
議会は、議長の平岡譲氏のもと、議員25名が出席し、欠席者は久保義孝氏であった。
冒頭、議長は会議録の署名議員として麻田寿美議員と斯波康晴議員を指名した。続いて、議案第33号の令和2年度川西市一般会計補正予算（第12回）の説明が行われた。
市長の越田謙治郎氏は、補正予算の概要を説明し、新型コロナウイルスワクチン接種に関わる予算の大幅な一部修正を扱う内容であると述べた。具体的には、国からの交付金が約1億5,561万9,000円増額されることが示された。
また、この補正では接種体制に合わせて国庫負担金を減額することも明記されている。歳出面では、事業内容の変更に伴う経費の補正も行われ、その後の令和3年度事業実施に向けて繰越明許費の追加も行う。
総じて、補正後の予算は773億9,015万3,000円となり、この一連の措置により、地域の健康維持が目指されている。質疑応答は特に行われず、本議案は厚生文教常任委員会に付託されることが決定された。
最後に、議会は3月25日まで休会し、次回は3月26日午前10時に再開されることを告げ、散会となった。今回の定例会は地域社会のニーズに応えるための重要な施策が整えられ、その影響が期待される。