令和6年第2回川西市議会定例会が5日、開会した。この定例会では、議題が39件に及ぶ重大な案件を審議する。
会期は本日から6月28日までの24日間とされ、全議員が出席したこの日、市長の越田謙治郎氏が開会の挨拶を行い、新たに提出された重要な議案についてその必要性を強調した。具体的には、令和5年度一般会計予算の継続費の繰越しに関する報告があり、関連する各事業の進捗状況が説明された。
特に、令和5年度の一般会計予算に関しては、継続費の繰越しや事故繰越しが行われることが報告され、各事業が円滑に進むよう指導する姿勢が示された。市長は、「文化財事業など、重要な保全策に資金を尽くし、地域の発展を図る」と述べた。
また、農業委員会の委員任命に関しても重要議題となった。今後、地域の農業振興を担う委員として、16名が推薦され、全ての委員が今回の議案に賛同した。このことにより、川西市の農業政策推進がさらに進むことが期待される。
さらに、ガザ地区における人道的な活動や停戦の実現を求める決議が提案され、すでに全会一致で承認された。この決議により、本市としても国際的な人道支援に対する認識を示すこととなり、議員の一人である榮奈津子氏は、「国際社会へのメッセージが重要」と強調した。