令和元年9月定例会(第3回)が開かれ、川西市の30年度決算が審議された。
本日議題となったのは、一般会計及び特別会計の決算認定案であり、市長の越田謙治郎氏が詳細について説明を行った。
特に、一般会計の歳入決算額は568億5,049万円、歳出決算額は564億4,591万円となり、実質収支額は2億8,172万円であるとのことだ。
このような決算結果の詳細が報告され、議会との質疑が続けられたが、質疑応答は特段の議論もなく、すぐに終了した。
続いて、特別会計についても市長が説明を行った。
国民健康保険事業特別会計では歳入決算額164億2,542万円、歳出決算額160億5,009万円となり、実質収支額は3億7,532万円とされた。
後期高齢者医療事業特別会計においては、歳入決算額32億2,498万円、歳出決算額31億3,427万円となり、実質収支額は9,071万円とのことである。
農業共済事業特別会計の決算は680万円の歳入歳出ともに同額となり、残高はなしである。
介護保険事業特別会計に関しては、歳入決算額127億5,191万円、歳出決算額125億5,288万円となり、実質収支額は1億9,902万円と報告された。
用地先行取得事業特別会計は、歳入決算額23億5,515万円、歳出決算額23億5,496万円とされ、実質収支額はなしで、中央北地区の土地区画整理事業特別会計は、歳入決算額21億266万円、歳出決算額21億146万円との結果となった。
会期は、報告が終わった後に、9月24日までの休会が提案され、異議なしの承認を得ている。
市長は、各会計の残高不足についても懸念を示しつつ、詳細な報告書を次回の審議に向けて準備する意向を示した。
今後の議会では、さらなる議論と審査が進められる予定である。