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川西市、健幸まちづくり計画案を発表、意見募集を開始

川西市の第2次健幸まちづくり計画(案)の説明が行われ、市民の意見を11月21日から募集開始。
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令和5年11月20日に開かれた厚生文教常任委員協議会では、川西市の健幸まちづくり計画(案)が議題に挙げられた。

本協議会では、まず副市長の松木茂弘氏が挨拶し、健幸まちづくり計画の重要性を強調した。その後、健康医療部長の阪上哲生氏が計画の詳細な説明を行った。本計画は、身体と心の健康促進や食育の推進を目的としており、平成15年に初回策定された健康政策を基にしている。

阪上健幸医療部長は、「この計画案においては、市民からの意見を重視し、パブリックコメントを通じて意見を取り入れることが重要である」と述べた。意見募集は令和5年11月21日から12月20日まで行われ、意見の提出は市のホームページや郵送、メールで受け付けられる。

また、計画の概要についても説明がなされた。川西市では、「健幸」を市民の健康と幸せの状態を表す言葉として定義し、健幸まちづくり条例に基づいた施策を展開していることも言及された。さらに実施項目として、地域の課題を解決するための取り組みや、生活習慣病の予防対策、さらには福祉・医療・教育の連携が包括的に進められることが確認された。

具体的な質問として、黒田美智委員がパブリックコメントにおける市民の意見を踏まえたフィードバックの重要性を述べ、計画の中で市と県、国との連携も強化する必要があるとの意見を伝えた。この発言に対して、阪上部長は「市民の意見を最大限に尊重したい」と応じた。

松隈紀文委員は、こども家庭センター設置の意義に関して質問を行い、現行の支援センターとの役割分担について説明が求められた。この新しい組織体は国の指導に基づき、令和6年度からの努力義務として設置される予定である。

各委員からは、具体的な健康の指標目標や、年齢ごとの健康促進策を盛り込むべきとの意見が相次ぐなど、議論は多岐にわたった。特に、食育の必要性、地域コミュニティとの連携の強化が強調され、今後の取り組みの実効性を高めるため、更なる施策が求められる展開となった。

このような様々な意見交換を経て、委員は今後の計画に活かしていくことを確認し、協議は進められた。次回の協議会では、募集中のパブリックコメントの結果を次回以降会議に反映させる方針が示された。

議会開催日
議会名令和5年11月厚生文教常任委員協議会
議事録
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