令和3年第3回川西市議会臨時会が開かれ、市立川西北こども園の整備工事請負契約の変更が審議された。
本会議では、会期が1日間に設定され、議案第51号の上程、質疑、委員会付託が行われた。
議案は、市立川西北こども園の整備に関するもので、工事契約の変更に向けた決議が求められた。市長の越田謙治郎氏は、急を要する案件であると強調し、開催理由を明示した。
契約の変更内容は、旧川西北幼稚園の解体工事において、予定していた掘削範囲や深さの変更が生じたことによるものである。
この影響で契約金額は約1,474万円増加し、合計金額が約6億764万円に修正される。
市長との質疑応答では、北野紀子議員が6月議会での提出を逃した理由と、変更の具体的な詳細について質問した。
この問いには、都市政策部長の松井雅伸氏が資料提出により解決することを示した。
その後、厚生文教常任委員会による審査が行われ、委員長の大矢根秀明氏は、変更契約の必要性を説明し、原案が全員賛成で可決されたと報告した。
越田市長は閉会に際して、全議員に感謝の意を表し、今後の安全で安心な施設整備について尽力する旨を述べた。
また、自然災害や新型コロナウイルスへの対策についても言及し、都市全体の安全性を高める決意を語った。
本臨時会は、急な議題にもかかわらず、議員が一堂に会し議論を進める良好な協力関係を示した結果として意義深いものとなった。