令和4年第1回川西市議会定例会において、様々な重要な事項が議論されている。特に市民生活や福祉に関連するテーマが多く、議員たちが市民目線での政策提案を行った。
福西 勝氏（市民クラブ"改革の風"）は、立地適正化計画の策定を求め、その必要性について述べた。「現在、策定都市が増加しており、川西市でも適切な計画が必要です」と強調した。
さらには、公園トイレの洋式化についても提言した。「公園利用者の声を反映し、トイレの管理や必要性を見直すべきです」と発言した。
田中麻未氏（明日のかわにし）は、保育施設での感染症対策について質問。市立保育施設での使用済オムツの取り扱いや処理方法に関して具体的な意見が出され、「保護者への情報提供を徹底し、安心して利用できる環境を整える必要があります。」と訴えた。
また、児童・生徒のタブレット活用に関しても言及し、「図書館の電子図書の利用状況を改善し、利用拡大に向けた取り組みが不可欠です」と述べた。
松隈紀文氏（川西まほろば会）は、空き家対策についても触れ、「安全安心に住み続けるまちづくりには、空き家の適正管理が必須です」と訴えた。
さらに、麻田寿美氏（公明党）は流産や死産を経験した女性への心理社会的支援が必要と指摘。特に、周産期グリーフケアの相談体制の強化を要望し、「女性の健康を守るためには専門的な支援が重要です」と訴えた。
北野紀子氏（日本共産党議員団）は、自治体の本来の役割に焦点を当て、公衆衛生の基盤再構築と保健所の増設を求めた。「住民の命を守るために、保健所の機能強化は急務です」と強調した。
谷 正充氏（市民クラブ"改革の風"）は市民の移動に関する自由を保障すべきと述べ、公共交通の現状を指摘。「持続可能な交通課題に対する取り組みを進めていきましょう」と提案した。
様々な視点から市民生活に直結する問題が提起され、今後の取り組みが期待される。