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田村市議会、全議案を可決し12月定例会を終了

田村市議会は令和2年12月11日の定例会で全33件の議案を可決し、議会を閉会。
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田村市議会は令和2年12月11日に定例会を開催した。大橋幹一議長が、「これからの地方行政に必要な審議が行われる」と述べる中、出席議員数20名の下、議事が進行した。

議事日程では33件の議案が審議されたが、その中でも特に市民福祉関係の議案が多く、議案第79号「田村市屋内こども遊び場条例」や、議案第80号「田村市パークゴルフ場条例」が主要議題となった。

市民福祉常任委員長の橋本紀一氏は、屋内こども遊び場条例に関して、この条例が市内の子どもたちに安全で楽しい遊び場を提供することを強調した。また、施設建設の資金について福島定住等緊急支援交付金が使用されることや、最大で100人の利用者を見込んでいることを明らかにした。

一方、田村市パークゴルフ場条例では、遠藤正徳氏が利用料金の設定やオープン予定についての質疑に答えた。市民と訪問者が平等にアクセスできる料金設定を行うことに伴う配慮を示し、建設工事の完了を受けて、来年3月にプレオープンする予定であることを明言した。

公的な姿勢として、議会は市民サービス向上に向けた取り組みを注視。特に、田村市立幼稚園条例の改正案や、保育所に関する複数の条例改正も全会一致で可決された。反対意見は少数派に留まった。

他に、議案第90号「田村市長寿者褒賞条例の一部を改正する条例」に関しては、長寿者褒賞の対象が、生活保護受給者や市税滞納者となる場合に、褒賞を支給しない旨が議論された。この規定には反対意見も多く挙がり、今後の検討が必要とされている。

また、議案第96号「田村市一般会計補正予算(第6号)」及び第100号「田村市水道事業会計補正予算(第2号)」は、全会一致で可決。市の予算確保に向けた努力が示された。

議会運営委員会での決定により、分煙環境のタバコの取扱いに関する意見書も可決され、地域の健康推進や環境整備が意識される中、煙草の健康影響を無視しない動きが定着していることが確認された。これにより、引き続き市民の健康を第一に考える態度が堅持されることを期待される。

議会開催日
議会名令和2年12月田村市議会定例会
議事録
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