令和3年田村市議会の12月定例会が開催された。出席議員は20名であり、議事が開始されたのは午前10時である。
議長の大橋 幹一氏は、定足数に達していることを確認し、会議を開く旨を伝えた。質疑は通告がなかったため行わないことが報告された。
初めに日程第1の「諸般の報告」が行われた。欠席者として、代表監査委員の郡司 健一氏、選挙管理委員会委員長の白石 富博氏、農業委員会会長の吉田 修一氏が報告された。また、令和3年10月分の現金出納検査結果報告書が配付された。
続いて、日程第2「議案の常任委員会付託」に移った。大橋 議長は、合計15件の議案について、付託表に従いそれぞれの常任委員会に付託することを発表した。議案の内容には、福島県特定事業活動振興計画に基づく税の特例に関する条例や、田村市汚泥再生処理センター建設工事請負契約の変更などが含まれる。
これらの議案に対し、議員たちからの意見や質疑は行われず、議長は日程の終了を宣言した。午前10時02分に会議は散会となった。今後の議案の動向や市の政策については、常任委員会での審議を経て、議会全体で検討されることになる。
田村市では地域の振興や福祉に関する施策が随時議論されており、今回の定例会もその一環と位置づけられる。市民にとって重要な情報提供と意見表明の場として、議会の機能が期待されている。