令和3年6月7日、田村市議会が定例会を開催した。
まず、議長の大橋幹一氏が開会を宣言し、報道機関からの撮影を許可した。
この会議では特に4名の議員が全国市議会議長会から表彰され、その功績が称えられた。
また、出席した全議員は定足数を満たしていることも確認された。
日程の第1には、会議録署名議員として長谷川元行氏と猪瀬明氏が指名されたことが報告され、異議なく決定された。
続いて会期について協議が行われ、議会運営委員長の照山成信氏が会期を6月7日から18日までの12日間とする旨を報告した。
報告後、異議もなく会期の決定が承認された。
日程第3では、監査委員からの現金出納検査結果報告書が配付された後、市長の白石高司氏が議案について説明した。
今回の議案は条例の一部改正が4件、令和3年度の各会計補正予算が3件、合わせて6件の提案であった。
市長はまず、田村市の直面する課題を強調し、特に人口減少や災害からの復旧問題に触れ、危機管理部門の設置を検討する方針を示した。
その後、具体的な議案の説明が始まり、ひとり親家庭医療費助成に関する条例の改正などが提案された。
参照された各議案では、公的な援助措置や地域経済支援の内容が具体的に説明され、それに関する予算の増額や新設が求められた。
特に、新型コロナウイルス感染症対策に関連する予算が多く、社会保障や教育にも重点が置かれていることが際立った。
白石市長は、田村市民の声に耳を傾け、より良い市政を目指すために全力を尽くすと述べた。
この定例会の内容を通じて、市民に対するサービスや福祉の充実が強調された。
最後に、全議案に対する慎重な審議が求められ、議会は散会となった。