令和4年第7回相馬市議会定例会が行われ、出席議員は17名。
会期は本日8月29日から9月15日までの18日間と決定された。
この会議には市長や各部長が出席し、重要議案の提案が行われる。
議案番号は53号から64号までの18件で、教育委員会委員の任命や
固定資産評価審査委員会の委員選任、人権擁護委員の推薦などが含まれている。
市長の立谷秀清氏は、去る8月3日からの大雨による災害支援について触れた。
新潟県や山形県に対して給水車や飲料水の支援を行ったことを明かした。
また、新型コロナウイルスワクチン接種について、推進状況を報告し、
今後の接種計画にも言及している。
特に、オミクロン株に対応したワクチン接種が10月半ば以降に予定されているため、
その準備に追われている状況だ。
市内のクリーンセンターは復旧工事が完了し、焼却処理が再開されている。
災害廃棄物の処理状況についても、4,960トンの処理が完了し、
市民の協力があって進行していると感謝の意を表した。
また、市内8地域で実施した令和4年産米の放射性物質モニタリング検査は、
いずれも基準値以下で、安全性が確認された。この検査結果を公表し、
市民の信頼を獲得する狙いがある。
最後に、相馬野馬追や姉妹都市との交流についても述べ、
相馬の伝統文化の振興や地域交流の重要性を強調した。
今後の会議でも、これらのテーマが重要な議題となる見通しである。