南相馬市は令和6年6月19日、定例会において多くの議題を取り上げた。この会議では、まちづくりや中心市街地活性化について、議員から具体的な提案がなされ、特に活性化計画の重要性が強調された。高校生にとって魅力的な場所の不足が指摘され、改善を求める声が上がった。
また、鹿島区の活性化については、空き店舗問題や公共交通の整備に関する議論が交わされた。郡議員は「100年のまちづくり」に向けた短期・中期・長期の課題洗い出しの必要性を唱え、地域協議会の役割を強調した。
市長の政治姿勢に関する質疑では、福島イノベーション・コースト構想が地域振興に果たす役割が注目された。市では、教職員の労働環境改善や金融リテラシー教育を進める方針を示し、特に若者と高齢者の共生を意識したまちづくりを推進することが確認された。
教育行政に関しては、教職員の労働環境についての質疑が行われ、特に心の健康に配慮した取り組みが様々提案された。市民への情報提供の在り方についても議論がなされ、より分かりやすい資料作成の重要性が認識された。