相馬市議会が令和4年7月19日に臨時会を開催し、重要な議案の審議を行った。
今回は、令和4年度の一般会計補正予算について討議され、特に福島県沖地震災害からの復旧や新型コロナウイルス感染症に関連する支出が焦点となった。
市長の立谷秀清氏は、議案第52号である令和4年度相馬市一般会計補正予算(第7号)について説明した。この補正予算は、37億2,155万6,000円の増額を求めるもので、総額は260億2,322万4,000円になるという。市長は、今回の追加予算が被災者支援や災害復旧を目的としていることを強調した。
議案に対する質疑では、特に反対意見は出ず、全体として迅速に議案は進行した。質疑を終えた後、採決が行われ、議案第52号は原案のとおり承認された。議長の石橋浩人氏は、出席議員に感謝の意を表しつつ、議案の早期採択を決定した。
次に、立谷市長は挨拶の中で、議会全体の協力に対する感謝を伝えるとともに、復旧支援に全力を尽くす考えを表明した。また、議長が会期の決定について報告し、この臨時会が1日間で終了することを確認した。
この結果、相馬市の一般会計補正予算は、被災者の支援や復旧作業に向けての一歩となることが期待されており、今後の実行が注目される。