令和4年3月8日、相馬市議会で定例会が開かれた。会議では議案第30号、令和4年度相馬市一般会計予算の一部訂正が議題に上った。議長の石橋浩人氏が会議を進行し、出席議員が定足数に達したことを確認した。
市長の立谷秀清氏は、この訂正が必要であった理由を説明した。記載内容に誤りがあり、誤記があったことに対して謝罪をする。その後、訂正に関する別紙資料が配付され、正確な内容に改正することが期待されている。
立谷市長は、今回の事案について、原因分析を行い、再発防止策を講じるとともに、情報共有を全庁的に行う意向を表明。「行政経営システムに基づき、徹底した再発防止に努めたい」と強調した。
その後、議案第30号の承認が取られ、「異議なし」との声が上がり、議案は承認されることとなった。議長は市長に対し、今後はしっかりとした審査を行うよう注意を促した。議案の誤りが市民生活に与える影響を改めて認識させることが、その目的である。
会議は午前10時に始まり、わずか3分で散会となった。議会の迅速な対応が求められている中、今後も議会の機能が期待される。