令和元年6月19日に開催された相馬市議会定例会では、重要な議案が審議された。
議題にあがったのは、議案第39号から第41号までの工事請負契約の変更に関する内容です。
市長の立谷秀清氏は、工事の一部訂正を説明し、工期に関する記載に誤りがあったことを明らかにした。
特に議案第39号の市道東部462号線復興道路改良その5工事変更請負契約については、設計時と契約時に単価に差が生じたため、特例措置に基づく増額が必要とされました。
また、議案第40号と第41号に関しても、相馬市立日立木小学校及びスポーツアリーナそうま第二体育館の工事請負契約における一部訂正が行われ、これらは全会一致で承認されました。
次に議案第29号から第34号までの税制改正に関する内容が審議されました。
これには消費税率の引き上げに伴う関係条例の改正が含まれ、総務常任委員会委員長の只野敬三氏は、関連して6つの条例の改正を報告しました。
質疑では、消費税の改正が10月1日施行の予定であることが強調され、万が一の延長時には再度の議会提案が必要という見解が示されました。
さらに議案第45号、相馬地方広域市町村圏組合規約の変更についても議論されました。
この議案に対して、利用実績に基づく負担割合の見直しについて賛否の意見が交わされ、村松恵美子氏は障がい者割の導入に懸念を示しましたが、賛成意見も多く、議案は賛成多数で可決されました。
今回の定例会では、相馬市の未来を見据えた諸般の施策が慎重に審議され、議決を得る形となりました。
市長の立谷氏は、総じて議会の積極的な審議に感謝の意を表し、今後も市の発展に貢献する姿勢を示した。