令和元年第4回相馬市議会臨時会が11月27日、相馬市議事堂で開催された。
出席した議員は18名であり、初当選の議員を含む多くの議員が当選の挨拶を行った。議長には菊地清次氏が選出され、副議長には杉本智美氏が選ばれた。
この会議では、議長と副議長の選挙が行われた。投票の結果、議長に16票の支持を受けた菊地清次氏が当選し、開会挨拶を行った。市長の立谷秀清氏は、議員の当選を祝賀し、災害対応や発展に寄与するよう期待を寄せた。議会運営委員会委員や各常任委員会委員の選任も行われた。特に、議会運営委員会委員の互選結果が報告され、石橋浩人氏が委員長、そして高玉良一氏が副委員長に就任した。
具体的な案件として、台風19号やその後の豪雨による被災者支援のため、特別会計の補正予算案が提出され、質疑が行われた。特に、報告第19号では、一般会計補正予算に関する専決処分が承認された。総務部長の宮崎富由氏は、災害からの復旧ため、10億2,451万2,000円を追加することが説明された。
質疑において、浦島勇一氏が執行状況について質問し、市長は全力であらゆる諸事業を進める考えを示した。また、基幹交通網の整備促進に関する特別委員会の設置が提案され、立谷耕一氏が具体的な必要性について説明した。これに対し、全議員から賛同を得られ、設置が決定された。
本会議では、相馬地方広域水道企業団議会議員や相馬方部衛生組合議会議員の選挙も行われ、透明性を維持した選挙が進められた。高玉良一氏など4名が水道企業団議会議員に選ばれ、町の水道サービス向上が期待されている。
最後に、閉会中の継続審査が決定され、会期は1日と定められた。議員一同の出席の下、すべての案件が滞りなく運び、議会が終了した。