令和4年第1回国見町議会定例会が開催され、重要な議題が審議された。
本会議では、議案第38号「令和4年度国見町一般会計補正予算(第1号)」が中心となった。町長の引地真氏は、この補正予算が福島県沖地震からの復旧支援を目的としていると強調した。
また、佐藤定男氏は質疑の中で土木費の民間住宅対策補助について質問した。建設課長の村上幸平氏は、扶助費の内容を明らかにし、補助金の配分について具体的な数字を提示した。対象となる住宅は、半壊以上、または一部損壊の住宅であり、補助上限を設定していることを説明した。
さらに、八島博正氏は公共施設の災害復旧について言及し、役場庁舎や道の駅の被害状況を問うた。総務課長の阿部正一氏は、耐震性能が十分な庁舎であるものの、内装部分に被害が見られることを認め、補修工事が必要であることを述べた。産業振興課長の佐藤智昭氏も市の施設の復旧計画について具体的に説明した。
最後に、町長の引地真氏は、議会での迅速な対応を感謝し、今後も町民福祉の向上に努めるよう促した。議案は満場一致で可決され、閉会の運びとなった。