令和6年第2回二本松市議会3月定例会が、令和6年2月27日午前10時に開会した。
出席議員20名、欠席議員1名の下、議会は成立。議長の本多勝実氏が開会を宣告。本定例会においては、12月定例会以降の議長の職務執行についての報告が行われた。
市長の三保恵一氏が提案した議案は、3報告および35件の議案含まれ、令和6年度一般会計予算は306億672万34千円に。これは、前年度比で5.1%増加した。
議会運営委員長の小野利美氏によると、会期は本日27日から3月15日までの18日間と確定。議案第24号の一般会計予算は注目され、市税の見込みは67億8605万1千円とし、前年度比0.1%減。
市長は、本定例会に計画される施策として、子育て支援や暖かいまちづくりの重要性を強調した。「市民が主役で、市民とともに」というスローガンのもと、経済発展に向けた施策の導入を訴え、市民に向けた支援施策の拡充をも協力を求めた。
また、議案中には行政手続における特定個人番号の利用に関する条例改正案などが挙げられ、公共施設に関与する取り組みの重要性が強調された。さらに、議案第24号の補正予算に関連しては348件の個別事項も見込まれている。
全体の動向に加え、特別委員会からの中間報告、市長による報告及び請願・陳情等についての議論が続き、参加議員の意見が述べられた。
この他、行政視察には文教福祉常任委員会、産業建設常任委員会の両委員長がそれぞれ報告を行った。詳細な視察内容としては、子育て支援、企業支援、地域の活性化に向けた施策の実情が紹介された。今後の施策の参考とすべき意義を示し、市民への福利厚生の充実に期待が寄せられている。
次回は、29日に質疑や討論が予定されており、議会での透明性の確保と市民の参加が求められている。