令和5年12月8日、国見町議会は第7回定例会を開催した。主な議題は、町の職員や議員、長の報酬に関する条例の改正や予算案である。
議案第62号として、国見町特別職の職員に関する条例の一部改正が提案され、則(のり)については質疑や討論は無く、即座に可決された。
次に、議案第63号の国見町議会議員の議員報酬の改正が行われる。これについても総務課長の説明後、質疑や討論は行われず原案通り可決された。
さらに、議案第64号として町長の給与及び旅費に関する条例の改正が提案された。質疑は無く、可決される。
議案第70号では、令和5年度の一般会計補正予算が提案され、賛成者が起立することで可決された。今回の補正予算は町道の修繕や交通安全対策のための予算が含まれており、町民の安全向上が期待される。
陳情第5号では、医療・介護従事者の処遇改善を求める意見書が提出され、採択された。一方で、陳情第6号は継続審査となった。これにより、国民の健康管理に関する意識や問題に対する町議会の姿勢が明らかにされた。
発議第9号として、政府に対し医療・介護従事者の処遇改善を求める意見書が可決され、地域の医療体制の充実を図る姿勢が示された。
また、議会は様々な条例改正を通じて、町内の行政体制や予算の透明性を向上させる努力を続けている。この取り組みは国見町の行政課題を克服するための重要な一歩と位置付けられている。
こうした議案や陳情、発議は、町民の要望や意見が反映されたものであり、今後の施策に繋がる可能性が大きいと考えられている。議会は今後も住民と密接に連携し、包括的な治安の維持と地域の医療サービス向上に努める意向を示している。