令和2年第2回国見町議会臨時会が、3月30日に開催された。
本日の議事では、3つの主要なテーマが特に議論された。まず、工事請負契約に関する議案第31号について、町長の太田久雄氏は提案理由を説明した。これにより、林道災害復旧事業に伴う工事の契約が進められる。工事は、入札を経て契約予定相手方が決定されており、予算は5000万円以上となるため、議会の承認が必要であると述べた。
次に、公立藤田病院組合議会議員の選挙が行われた。議長の東海林一樹氏が進行し、選挙結果が発表された。松浦和子氏、松浦常雄氏、浅野富男氏、東海林一樹氏が当選し、総投票数は全て有効票であった。投票においては、定数を満たす形で各候補者が支持を得たことが報告された。
また、町長による新型コロナウイルス感染症への対応についても触れられた。太田氏は、最近の対策会議をもとに学校行事の簡素化や感染予防策が取られていることを強調した。市民に向けて情報収集を続け、町民への周知を徹底する意思が示された。
この臨時会では、議題がスムーズに進み、結果として全議案が原案どおり可決。特に議案第31号については、議員の全員が起立し賛成した。議会の報告が終わると、町長は改めて出席者に感謝の意を示し、今後の町政に向けた取り組みを表明した。