令和2年第7回国見町議会臨時会が11月20日に開催された。今回は専決処分の報告、職員の給与に関する条例改正案の審議、動産の取得に関する議案が取り上げられた。
まず、報告第15号では専決処分について報告がなされた。この報告は、地方自治法に基づくもので、損害賠償の額の決定及び和解について説明され、議会に承認を求められた。
次に議案第57号の職員の給与に関する条例の一部改正について、総務課長の蓬田英右氏が説明を行った。これは福島県人事委員会の勧告に基づくもので、期末手当の支給割合を見直す内容であり、議案は全会一致で可決された。
また、議案第58号では、動産の取得についておこなわれた。此の議案は、真空冷却機の購入に関する契約で、予定価格700万円以上の動産の買入れに村上一氏が述べた。
さらに、常任委員の欠員補充の選任も行われた。総務文教に蒲倉孝氏、宍戸武志氏、山崎健吉氏が指名され、産業建設には八巻喜治郎氏、広報常任委員には宍戸武志氏が選任された。
議会の締めくくりには、町長の太田久雄氏が退任の挨拶を行った。町長は8年の任期を振り返り、町政進展への貢献と議員への感謝を述べた。特に「復興・絆」と「交流・連携」を重要視し、国見町の未来に向けた連携を強調した。最後に、今後も町民として町の発展に寄与する意志を述べた。
議会は午後10時50分に閉会して、定足数に達していることを確認した。