令和4年第4回国見町議会臨時会が10月26日に開かれ、2件の重要な議案が審議された。
本臨時会には11名の議員が出席し、議案の審議が迅速に進められた。議案第55号「工事請負契約の一部変更について」と議案第56号「令和4年度国見町一般会計補正予算(第4号)」が提案された。
まず、工事請負契約の変更に関して、住民防災課長の羽根洋一氏が説明を行い、議会は質疑もなく、原案の通り可決した。
続いて、総務課長の阿部正一氏が一般会計補正予算について説明した。これは、歳入歳出それぞれ1億7800万円の追加で、予算の総額が79億9300万円となる内容である。この補正はさまざまな支出に使用される。
その中には、観月台文化センター体育館の撤去や、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金事業、並びにプレミアム商品券事業が含まれる。福祉課長の黒田典子氏は、特に老人福祉に関する質疑にも応じ、町内の10事業所にこの事業が適用されることを説明した。
また、プレミアム商品券事業については、総額5,000円で7,500円の商品券が購入できる。この施策は町民全員を対象にし、最大のプレミアム率は50%に設定されている。議員の間からは、商品券の配付方法や利用条件についての質問が寄せられた。
会議はスムーズに進行し、両議案は起立によって全員賛成で可決された。町長の引地真氏は、議案の可決に感謝の意を表し、今後の施策に対する協力をお願いした。
本臨時会は、議事がすべて終了し、議長の東海林一樹氏により閉会が宣告された。