令和2年9月7日、国見町議会は第5回定例会を開催した。
本定例会では、健全化判断比率や資金不足比率の報告が行われた。
総務課長の蓬田英右氏がそれぞれの比率について説明したが、報告は議会の委任に基づくものであり、特に異論なく受け入れられた。
また、専決処分に関する報告も行われ、質疑応答が行われた。特に、佐藤孝議員から観光費についての指定補正について質問があり、関連する活動の必要性が強調された。
次に議題に挙げられたのは、国見町の選挙公報発行に関する条例案であった。
総務課長は、隣接市町村との整合性を考慮し、選挙公報の発行が必要であると述べた。
続いて、国見町図書館設置及び管理に関する条例案が審議された。生涯学習課長の佐藤光男氏は、新たにガイドラインを設けることで図書館としての機能が充実することを説明。図書館化により、地域住民のサービス向上が期待される。
続く議案である国見町の字の区域の画定についても異論はなかった。
その後、令和2年度国見町一般会計補正予算についての提案があり、緊急性やその影響について議員から質問が寄せられたが、こちらもスムーズに通過した。
最後に、令和2年度における各特別会計補正予算の提案が行われ、可決される運びとなった。特に国民健康保険と介護保険に関する補正予算は、今後の地域福祉政策にも影響がある。
本会議の結びになり、異常事態の中での各議案の成立や施策についての議論が深まり、次回の全員協議会や現地調査の日程が案内された。