令和2年9月11日、国見町議会は、令和元年度決算認定を行った。
すべての決算認定が原案通り可決された。
今回の会議では、令和元年度の一般会計歳入歳出決算や各特別会計の歳入歳出決算が審議された。
特に、一般会計における歳入が減少しているとの指摘があり、影響要因も議論された。
渡辺勝弘議員（7番）は経済状況の変化を踏まえ、町民税の減少理由について質問した。
吉田義勝税務住民課長は、生産年齢人口の減少や、法人町民税の落ち込みが影響していると答弁した。
この他にも、松浦和子議員（3番）や佐藤孝議員（2番）から、歳出や未納分の対応、また施設の定期点検等について質問が相次いだ。
また、請願第１号についても採択するなど、重要な議題がスムーズに進んだ。
特に放射能汚染水の海洋放出に対する請願が全会一致で採択され、町民の期待と憤りが表れた。
さらに、新しく予定されている工事請負契約についての議案も承認され、町のインフラ整備に向けた一歩が進められた。
町長や副町長からもこの契約の重要性について言及があり、期待感を示した。
今後も議会では住民の生活に密着した議題が取り上げられ、町の発展に向けた重要な決断が続く見通しである。
議会の透明性確保と、住民の参加促進が重要視されている中、引き続き町民の声に耳を傾ける姿勢が求められる。