令和2年第2回川内村議会定例会が6月11日に開催された。
この議会では、合計22件の議案が審議され、すべて承認される運びとなった。特に注目されるのは、令和元年度や令和2年度に関する補正予算に関する議案であり、複数の項目が取り上げられた。
具体的には、令和元年度川内村一般会計補正予算(第11号)の承認が議題となり、質疑および討論が行われなかった。全員賛成のもと、原案通り可決された。議案第40号の承認も同様の手続きで進められ、特に沖縄や農業関連の議案に対しても意見が交わされることなく、内容が承認された。
また、補正予算に加えて、川内村の税条例や国民健康保険条例の一部改正を含む重要な議案も議論された。特に、議案第52号で村長等の給与特例に関する条例の制定が求められ、質疑も活発でない状況の中で採決された。
村長の遠藤雄幸氏は、今回の議会においてコロナウイルスの影響に触れながら、今後の生活様式の重要性も述べた。健康管理や日常生活への注意を促しながら、義務教育や地域の水産業の将来について希望を示した。遠藤氏は、村民に対し不安を抱くことが多い中での生活改善を提案し、個々ができる行動を重視した。
なお、最後に行われた総務常任委員会所管事務審査報告では、被災児童への支援が求められる意見書の採択が行われ、議会としての対応が求められた。議会は閉会を迎え、全議案が認められたことに感謝の意が表された。今後も川内村の持続可能な発展が期待される。