令和元年5月17日、川内村において、臨時議会が開催された。
会議の中では、さまざまな議案が上程され、審議された。特に、議案第44号の工事請負変更契約の締結については、激しい議論を呼んだ。
議長の渡邉一夫氏が開会を宣告し、出席議員は全員であり、臨時議会が定足数に達していることが確認された。最初に行われたのは会議録署名議員の指名であり、次いで会期の決定が行われた。会期は1日間と決定された。
その後、議案は一括して上程された。特に、議案第38号から議案第44号に至る様々な補正予算や規定の承認を求めるもので、村長の遠藤雄幸氏が提案理由を述べた。特に、議案第38号について宣言した補正予算は、平成30年度の一般会計において2億1,409万9,000円を増額し、最終的な予算規模を52億2,246万円とするものであった。
議案第44号に関して、源泉整備工事の変更契約委託について、志田篤氏が「この工事の責任は村側にあるのか」、と疑問を呈する場面も見られた。また、議員からは「2,000メートルの契約の中で、実際には1,930メートルしか掘っていない」と厳しい指摘があった。議論の末、議案第44号は承認されず、否決する結果に至った。
議員は様々な視点からこの工事の目的や必要性を問い直し、村側の方針に対する不安を表明した。議案の採決時には、賛成者が少数となり、否決された。そのため、工事の進行や新たな費用発生に関連して、村民に対する説明責任が問われることとなった。
最後に、本議会は無事に閉会し、参加した議員はそれぞれの意見を持ち帰った。これにより川内村の議会は、新たな課題へと向き合うことになるだろう。