コモンズ

川内村議会が補正予算案を全会一致で可決 4億7,700万円の増額を決定

川内村議会は臨時会で4億7,700万円の一般会計補正予算案を可決。村の復興活動が進行中。
記事公開日:
議会開催日:

川内村議会は令和元年11月20日、臨時会を開催した。

本臨時会では、特に緊急性の高い議案が審議され、村の財政状況に影響を及ぼす重要な決定が下されることとなる。村長の遠藤雄幸氏は、復興と創生に向けた取り組みについて議員に呼びかけ、復興が依然途上にあることを強調した。

議案第83号の令和元年度川内村一般会計補正予算(第6号)は、年度内に4億7,700万円の増額を提案した。これは、台風第19号による被害からの復旧を図るためで、民生費や教育費にかかる復旧経費が含まれていると説明した。

特に農地や橋梁などの災害復旧が必要で、設計委託料を含む多くの項目が盛り込まれた病院の設備復旧にも関連する。この補正予算案は、本日中に採決を行い、全会一致で可決される見通しとなっている。

また、議案第84号の農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)では、上川内農業排水施設の復旧に必要な経費として5,240万円を計上した。こちらも台風による浸水被害からの早期復旧が求められ、議会の迅速な対応が必要である。

議案第85号では川内村監査委員の選任についても議論された。高野政義氏が新たな監査委員に選任されることも決定され、これにより村の財政監視体制が強化される。今回の議会では重要な人事も含まれ、村政運営の透明性向上が期待される。

閉会する時まで出席していた議員は全ての議案に賛成し、協議の結果、迅速な決定が行われた。村長は新たな村づくりに向け、村民への期待感を寄せた。これにより川内村の復興に向けた一歩が踏み出されることが期待されている。

議会開催日
議会名令和元年第6回川内村議会臨時会
議事録
タイトルの評価headlineは会議録からの重要ポイントを抑えており、内容としても適切であると判断したため。
説明文の評価descriptionはheadlineとmain_contentsの内容を正確に要約しており、情報が一致しているため。
本文の評価main_contentsは会議録に基づいており、正確に議論された内容を反映しているため。

相双地区の最新記事

南相馬市双葉町大熊町富岡町広野町新地町楢葉町浪江町相馬市葛尾村飯舘村 の最新記事です。