令和2年第4回川内村議会臨時会が10月13日に開会した。
本会議では、議案第81号から議案第83号までの3件について審議が行われ、いずれも可決する運びとなった。
まず、議案第81号では、令和2年度川内村一般会計の補正予算が提案された。
村長の遠藤雄幸氏は、既定額に300万円を増額して総額を110億4,857万8,000円にすることを説明した。
この増額は、令和3年度予定の橋梁点検の前倒し実施に伴う土木費や教育費の変更が要因であるという。
次に、議案第82号では、工事請負変更契約の締結について協議された。
遠藤氏は、川内村義務教育学校整備工事に関連し、当初契約金額13億6,840万円が工事内容変更により増額され、14億968万5,200円となったことを報告した。
この変更の要因は、厨房機器や空調機器の更新等によるもので、工期も延長される見込みである。
さらに、議案第83号では、体育館の防災機能強化工事についても可決された。
文部科学省の改正に伴い、特定天井の落下防止対策の必要性が指摘され、新たな工事契約が結ばれることが告げられた。
工事は株式会社奥村組が落札し、計7,700万円で契約された。
議会は、これらの議案について質疑や討論はなく、迅速な決定がなされたもようである。
渡邉一夫議長は最後に、議事日程がすべて終了したことを報告し、臨時会を閉会する旨を宣告した。