令和元年第4回川内村議会定例会が、12月13日に開催された。
今回の定例会では、9件の議案が審議された。特に一般会計と特別会計に関する補正予算が中心となり、質疑や討論は行われなかった。議案第86号から第94号までの議案すべてが原案通り可決された、議案第86号は一般会計の補正予算で、すでに賛成者全員によって可決された。
また、特に危惧される農地災害に関する情報が村民から寄せられ、行政としての対応が強調された。村長の遠藤雄幸氏は、台風19号の被害を受けた現実を示しつつ、農業振興に向けた予算編成の重要性について口にした。「農地災害の査定が進んでおり、迅速な実施が求められる。」と述べた。
各議案の審議の後、産業建設常任委員会からの審査報告も行われた。井出剛弘委員長は、台風19号の被害箇所復旧に関する請願書の結果を報告した。この結果は、今後の復旧や安全確保に向けた重要な一歩とされている。具体的には、被害箇所の復旧についての議論が行われ、必要とされる対応について協議された。
会議は最後に、村長からの感謝の言葉で締めくくられた。遠藤村長は、会期中の議論と意見に感謝を述べ、「健康に留意し、年末を迎えるようお祈り申し上げる」と述べた。定例会は予定通り閉会し、参加した議員に対して労をねぎらった。