川内村議会は、令和2年7月10日、臨時会を開催した。
この会議では、4つの主要な議案が提出され、すべて採決され可決される運びとなった。
まず、議案第61号について村長の遠藤雄幸氏は、国民健康保険税条例の一部改正を説明した。
資産割を廃止し、所得割の税率を改正するもので、福島県の方針に沿った算定方式の見直しが行われるという。さらに、議案第62号の神揚地区水路工事の工事請負変更契約についても課題が議論された。ここでは、工事費が424万9,300円の増額が提案され、変更後の総契約金額が6,364万9,300円となる。
また、議案第63号は新たなワイナリーの設立に関する工事請負契約が審議され、地域創生を促進する狙いがある。
さらに、議案第64号では、町分地区の再生賃貸住宅に関する売買契約が検討され、2億5,520万円で落札した。
各議案に対して質疑や討論はほとんどなく、すべて原案通りに可決されたことが特徴的であった。特に、議長の渡邉一夫氏が始めた本日の議事は、スムーズに進行し、午前11時30分に終了した。
村長は豪雨による影響についても言及し、被害状況を伝え、村民への配慮を忘れなかった。今回の議会を通じて、川内村の将来への期待を込めた大事な議案が審議され、地域の発展に向けた具体的な取り組みが進められることになった。