令和5年第2回川内村議会臨時会が3月29日に開催された。
本会議では、情報公開や個人情報保護に関する議案が審議され、多くの議案が一括で可決された。特に、川内村情報公開・個人情報保護審査会条例の改正がなされた。
村長の遠藤雄幸氏は、改正理由について説明した。「議会の個人情報保護に関する条例の制定に伴い、条例の審査会で調査審議を行う必要があるため、改正することになった。」と述べた。これにより、適切な個人情報取扱いが期待されている。
さらに、農地等災害復旧工事について、早渡南橋梁及び瀬耳上橋梁に関する二件の工事請負契約の変更も承認された。これにより、契約金額がそれぞれ増額され、工期が延長されることも決定された。合同会社の河原組代表取締役、河原敏郎氏は、今後の進捗に期待を寄せた。
また、道路の区域変更が提案され、川内村の道路を適切に管理するための手続きも行われた。この変更により、村道五枚沢・毛戸線の延長が39.5メートルとなり、総延長は3,399メートルとなる予定である。
選挙管理委員会の委員及び補充員の選出も行われ、これによって民主的な運営が強化されることが期待される。選出された委員は地域に根ざした活動が求められる。
最後に、個人情報の保護に関する新たな条例の制定が提案され、デジタル社会に向けた取り組みが進められることが確認された。議員の井出茂氏は、「個人情報の取扱いに関する規律を確立する必要がある。」と強調し、この議案に対する賛成が得られた。