令和4年第3回川内村議会定例会が9月6日に開催された。
出席議員は10名で、議長の渡邉一夫君が開会を宣告した。特に、この日は新型コロナウイルス感染症が依然として猛威を振るっていることに触れ、感染者数が増加している現状を報告した。
会議では、最初に会議録署名議員として高野恒大君と井出剛弘君が指名され、次に会期の決定が行われた。この定例会の会期は、9月6日から9日までの4日間と決定された。
諸般の報告の中では、村長の遠藤雄幸君が新しい行政報告を行い、昨今の福島県内での新型コロナウイルス感染者の増加を重視し、村民に感染防止対策の徹底を求めた。特に、現在村内では115名の感染者が報告されており、特に幼児や高齢者の感染に注意が必要であると指摘された。
さらに、遠藤村長の報告には、健康維持のための施策や、地域活性化に向けた各種事業についても言及された。例えば、ワイン事業に関連するお披露目会の様子や、高齢者に向けた事業の進捗状況などが報告された。
また、双葉地方広域市町村圏組合議会と小野町地方綜合病院企業団議会からの報告があり、議案の一括上程が行われ、令和3年度の一般会計歳入歳出決算など、17件の議案について説明がなされた。これにより、村の予算執行や財政状況についての詳細が伝えられた。
議案に関しては、山田 太郎市長が一般会計の決算認定や補正予算について説明し、質疑応答が行われた。この中では、特に新型コロナウイルス対策を含む施策の重要性が強調された。
議会はその後、一般質問に移り、各議員が地域医療、環境、経済発展について議論を交わした。特に新型コロナウイルス感染症に関する対策や、地域の活性化に向けた施策についての質疑が多かった。
新型コロナ関連の質問では、高野政義議員が感染者数の具体的な年齢層や性別について質問し、感染状況をさらに把握、地域住民へのお願いが必要であるとした。