令和4年第2回川内村議会定例会が6月10日に開催された。
会議では、9つの議案が提案され、全て原案通りに可決される結果となった。特に注目されたのは、川内村税条例の改正や令和4年度の一般会計補正予算に関する議案であった。
また、議案第33号の川内村税条例の一部改正については、質疑も討論も無く、起立による採決で全員賛成となり、承認された。同様に、議案第34号や第35号についても質疑や討論は無かったものの、すぐに全員賛成で可決されている。
議案第36号の令和4年度一般会計補正予算や、議案第37号の介護保険事業勘定特別会計補正予算についても同様の手続きが行われ、議会は全体を通してスムーズに進行した。
村長の遠藤雄幸氏は、議会終了後、「議員の皆様には、2日間にわたって提出した9議案について、審議の上可決いただき感謝申し上げます」と述べた。また、村の自然環境についても触れ、里山の風景が心を和ませるとの感想を表した。
今後については、コロナや国際情勢の不安定さにも言及し、「川内村が復興を乗り越えて新たな村づくりを進める責任」を感じていると語った。最終的に、村長は参加議員へ体調管理に留意するよう呼びかけ、会議の締めくくりを行った。
議会はその後、閉会の宣告がされ、全ての日程を終了した。今後、川内村の持続可能な発展を目指すさらなる施策に期待が寄せられる。