令和2年第2回川内村議会臨時会が3月30日に開催された。
議題には予算及び工事請負に関する議案が上程され、いずれも可決された。
会議では、令和元年度川内村一般会計補正予算についての議案が提案された。
村長の遠藤雄幸氏は、予算の縮小を明らかにした。
具体的には、歳入・歳出それぞれから5,629万3,000円を減額し、予算総額は92億3,557万5,000円となる。
変更点として、歳入においては森林環境譲与税や民生費国庫補助金、雑入が増額され、基金繰入金が減額された。
歳出については、賃金が委託料に変わることや、災害復旧費が増額されたことが強調された。
また、年度内に完成しない8事業については繰越明許費として計上されることも説明された。
次に、議案第37号の工事請負変更契約についても審議された。
本議案に関しても村長が説明を行い、台風19号の影響で工事が遅れた点に言及した。
川内村野菜栽培施設建設工事が年度内に完成が困難になった件につき、国及び福島県と繰越手続きを行ったことが報告された。
最後に、議案第38号の工事請負変更契約についても採決が進められた。
この議案は認定こども園地中熱利用空調設備導入事業で、昨年の台風19号の影響で工期が延長されたことが説明された。
出席した議員たちは全ての議案に賛同し、原案の通り可決された。
議義が全て終了した後、議長の渡邉一夫氏は閉会を宣言し、臨時会は午前10時24分に終了した。
全ての議案が可決されたことにより、川内村のさらなる発展が期待される。