川内村は、令和4年6月9日、定例会を開催し、多くの議題が議論された。特に、医療・介護保険料に関する減免措置の見直しが注目を集めた。村長の遠藤雄幸氏は、この減免措置について、国が示した内容に基づき、移行措置を求めていると述べた。具体的には、平成26年までに解除された地域においては令和5年度まで半額免除とし、令和6年度には終了する計画である。これに対して、村内で差別化が生じることへの懸念が表明された。特に、村民間の公平性や後遺症を残す可能性のある状況への配慮が求められていることが指摘された。
また、県道改良工事についても報告が行われ、現在の中断状況について説明された。大型車両との通行が困難な現状を踏まえ、早急な工事再開及び完成のプロセスが求められている。村長は、直ちに県に協力を要請し、高速な工事再開を目指す意向を示した。
さらに、川内村の旧中学校体育館の再利用案も提示され、村民が高齢者や子供向けのスポーツを行える多目的屋内運動場整備が期待されている。村長は、人工芝を用いた整備の可能性について前向きな姿勢を見せ、地域の活動の拠点として育成を図る意向を示した。