令和4年3月17日に開催された市議会では、農業振興や少子高齢化対策、地域包括ケアシステムなど、多様な議題が討議された。
特に農業振興について、15番山田忠議員は、現状の農業政策を評価しつつも、より魅力的な産業へと発展させる必要性を強調した。加地良光市長は、持続可能な発展を目指し、さまざまな担い手を確保する施策を積極的に実施していることを述べた。
また、少子高齢化に関する取り組みについては、11番百瀬光子議員が質問し、地域包括ケアシステムの重要性を訴えた。市は住民が安心して生活できる環境を整備するために、健康寿命延伸を目指し、地域住民との協力を重視した施策を進めていると加地市長が述べた。
さらに、市道等の安全対策に関する議論では、井上勝彦議員が危険箇所の把握方法と優先順位決定の方針を尋ねた。大中久俊都市建設部長は、地域の協力を得ながら補修作業を進める必要があるとの認識を示した。
議会では、地域の課題について多くの意見が交わされ、今後の施策に対する期待が寄せられた。特に、農業振興と少子高齢化への取り組みが地域の持続的発展に寄与するため、さらなる具体的施策の実施が求められている。市民の皆様が直面する生活課題に応えるため、行政による支援策の充実が不可欠である。