令和4年12月定例市議会の中で、学校給食センターや視覚障がい者への読み書き環境についての質疑が行われた。教育委員会は、給食センターの建設について、現在の施設の不足や必要性を強調した。特に、プールでの藻の発生問題や、メタセコイアの根の隆起に関する懸念が挙げられた。これに対し、教育部長は塩素濃度管理や樹木管理の検討を約束した。
また、官民連携による給食センター建設の必要性が述べられ、住民との説明会においても多くの意見が寄せられたことが紹介された。新たな給食施設の遅延は、児童の教育環境に影響を与えるため、迅速な対応が求められている。
さらに、鴨のまちプロジェクトの進捗も報告され、鴨料理の普及やブランディング活動の成果についても言及された。最近開催された鴨まちコンテストでは、23店舗が参加し、428セットのチケットが販売されたことが明らかとなった。
今後は、カモによる食文化の継承が期待されており、特に市外からの参加者を増やすための広報戦略が必要だ。養鶏業との連携や新たな特産品開発に向けた動きも進めていく方針が示された。最後に、あすてらすの利用状況についても、利用者からの意見が寄せられ、今後の運営方針を見直し、全ての市民が快適に利用できる環境づくりを進める必要があることも強調された。市は、予定された楼閣の修理、及び内部の改装を考慮しつつ、障がい者を含む様々な層への利用の促進を図る意向を示している。