令和4年7月11日、令和4年第4回小郡市議会臨時会が開会された。
この議会では、今年度の会期が1日であることが決定した。
議長、井上勝彦氏は、「異議なし」との声により、会期は本日1日間と定めることを認めた。
続いて、会議録署名議員の指名が行われ、橋間順平議員と佐藤源議員が指名された。
議事は、監査委員からの現金出納検査の報告が行われ、その結果についても了承された。
議案の上程においては、加地良光市長が今回の議案第27号について説明を行った。
この議案は、株式会社ウエスト電力との電力需給契約の解除に伴う和解についてである。
同社は、電力需給契約を継続できないとの通知を行い、新たに高騰した電力供給契約を締結する必要が生じたという。
加地市長は、「和解金1,979万8,672円を提案している」と述べた。
この和解金は、ウエスト電力による契約解除とそれに伴う損害賠償の額を含んでいる。
さらに、経営政策部長の今井知史氏が補足説明を行い、和解の背景や経過について詳細を明かした。
新原善信議員は、顧問弁護士への報酬が55万円であることや、成功報酬についての確認を求めた。
それに対し、今井部長は、「報酬は経済的利益に応じた額を上乗せする」との説明をした。
その後、質疑が終了し、議案についての討論は行われず、採決に入った。
全議員が原案に賛成の意を示し、議案第27号は原案どおり可決された。
最終的に、本臨時会に付議された全ての案件が終了し、井上議長は閉会を宣言した。