令和5年6月20日に開催された小郡市議会では、観光振興やジェンダー平等、ひとり親支援等が議論された。
小郡市の観光振興について、市長は小郡市が持つ地域資源の活用とイベントの開催が鍵であると強調した。特に七夕神社や如意輪寺等の観光資源を基に、市外の人々に来訪してもらうことが目標である。
市はスプリングフェスタなど地域イベントを積極的に開催し、特産品の認知度向上を図ろうとしているが、依然として小郡市に何もないという声も上がる。市内外の方々に関心を引くためのマーケティング戦略の強化が求められる。
次に、ジェンダー平等については市長が各分野での男女平等を訴え、特に職員の管理職比率の向上が課題であるとし、現在26.5%の割合を今年度中にさらに増やしていく方針を示した。また、女性の役員登用が国の施策として掲げられており、小郡市としてもその流れに乗り、男女の意見を取り入れた施策を進めることが強調された。
ひとり親支援の窓口については、児玉市民福祉部長があすてらすで専門相談員が配置され、相談に対応していると説明した。オンライン相談の導入が進められているものの、市民にとって利用しやすい体制が求められる。