令和元年12月、大分市で開催された第4回小郡市議会定例会では、会期の決定や議案の一括上程が行われた。
定例会の会期は12月2日から20日の19日間と決議された。議長の入江和隆氏は、「異議なし」とする声が上がり、会期を確定した。
会議録署名議員には、山田忠議員および廣瀬勝栄議員が指名された。本議会の重要な議題として、報告第16号を含む10件の議案が一括上程された。加地良光市長は話の中で、今回の補正予算について言及し、豪雨及び台風による災害復旧の必要性を強調した。
特に、令和元年度小郡市一般会計補正予算第5号に関しては、修繕や災害復旧のために総額1,120万5,000円の増額を求める内容である。内訳としては、教育費に455万5,000円、災害復旧費に665万円の増額が含まれる。
また、特別職の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正も行われる。この改正により、非常勤職員の適正な任用や勤務条件を確保することが目的であり、一般職の会計年度任用職員制度の創設に関する内容も盛り込まれている。
市議会では、議案第70号の質疑、討論、採決も行われた。議案は井上第2住宅新築建築工事請負変更契約の締結に関するもので、地盤改良の必要性が指摘された。小野壽義議員は外構工事の変更内容について、詳細な説明を要求し、肥山和之都市建設部長が説明を行った。
最終的に、議案第70号は全会一致で可決され今後の進行が見込まれる。議長は次回の本会議を12月4日に予定しており、議員に感謝の意を表した。議会終了後、議員たちは地域の発展に向けた議論を引き続き行う所存である。