令和3年12月3日、小郡市議会において、様々な重要な議案が審議される定例会が再開した。
この日の会議では、令和3年度小郡市一般会計補正予算(第7号と第8号)、小郡市国民健康保険条例改正などの重要な議題について質疑が行われた。
まず、小坪輝美議員が、現金給付予定の5万円について質問し、国の新たな指針を踏まえた対応を市に求めた。これに対し、児玉敦史子ども・健康部長は、現金支給のみを考えていると説明し、さらに情報が入れば再度判断すると述べた。
また、議案第51号では、大崎教育集会所の用途変更が提案された。この改正にあたる質疑において、小坪議員が、隣保館化の意義とそれが部落差別解消をどう進めるかを問いかけた。黒田孝幸市民福祉部長は、相談体制の強化が図られると答え、国の支援も期待されると強調した。
さらに、2021年度補正予算第9号については、井上勝彦議員が特に甘木鉄道運営費の厳しさに触れた。今井知史経営政策部長が、減収の補填について236万8千円を計上することを説明し、厳しい財政状況を訴えた。
質疑の最後には、インター周辺のまちづくりに関する議案についても話題が及び、佐藤源議員からスケジュールやイメージに関する厳しい質問が続いたことが印象的であった。都市建設部長は、今後の計画について具体的に述べ、さらなる議論が期待される。これらの議案は各委員会へ付託されることが決定された。
次回の本会議は、12月15日午前9時30分より再開予定である。