令和2年9月31日、小郡市市議会は第5回定例会の再開を迎えました。
この日、市議会では複数の議案が審議され、特に「令和2年度小郡市一般会計補正予算(第7号)」の承認と「令和2年度小郡市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」に関する議案が注目を集めました。
入江和隆議長は「ただいまの出席議員は18名で、議員定足数に達しております」と述べ、議会の成立を確認しました。その後、質疑に移り、「令和2年度小郡市一般会計補正予算(第7号)」について特に議員からの質問がありませんでした。
次に、令和2年度小郡市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についても質疑が終了しました。「小郡市重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例」の制定に関し、質疑が行われることはなく終了しました。
高木良郎議員は、新型コロナウイルスに対するインフルエンザワクチン接種助成について質問を行い、具体的な接種人数やその補助金について意見を式し、さらなる詳細な検討を求めました。児玉敦史子ども・健康部長は、接種率や補助金についての具体的なデータを提供し、「今回の施策は、昨年よりも積極的な助成を目指している」と強調しました。
また、令和元年度小郡市一般会計歳入歳出決算認定についても質疑が行われ、今井知史経営政策部長は実質単年度収支が6年連続で赤字であることを指摘しつつ、決算全体が具体的にどのように改善されているのか説明しました。特に、投資的経費の増額や税収の変化についても触れ、より具体的な財政運営の見直しの必要性が示唆されました。
最後に、議長は议案を付託し、今期定例会の閉会を宣言しました。今後も引き続き小郡市の財政健全化へ向けた取り組みが求められています。