令和6年第2回小郡市議会臨時会が、5月16日に開会された。
この日は、多岐にわたる議題が上程され、特に「小郡市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」に基づく議案第27号が中心となった。
加地良光市長は、提案理由を説明し、今回の条例改正は、改正番号法に伴う条文の整理を目的としたものであると述べた。特に、法改正によって市民サービスの利便性向上を図ることができると、議会との連携を強調した。
この議案は、住民サービスの向上について質疑が行われ、小坪輝美議員が具体的な利点について質問した。大中久俊経営政策部長は、情報連携により業務の効率化や住民施策の向上を報告した。今回の改正により、子ども医療費や重度障害者医療といった施策に関連するサービスが進展すると期待される。
質疑が終了後、議案第27号は原案通り可決された。今期の臨時会は1日間の会期に設定され、終了後に各種委員会や選挙についての議題も進められた。常任委員会の選任については特に異議なく進行され、各委員長も決定されている。
また、議会運営委員会の選任や、各種組合議員の選挙が行われ、スムーズに議事が進行する中で議員の選任も決まった。
最後に監査委員の選任についても審議され、後藤理恵議員の選任が同意された。議長の井上勝彦は、全ての案件が終了したことを報告し、議会は閉会した。